白砂糖が人間の体に及ぼす影響

白砂糖の害

皆さんは、「白砂糖」が体に及ぼす影響は知っていますでしょうか?

これは別に私が歯科医師だから「砂糖は虫歯になるからでしょ!」と言っていると思う方!

実は違います。

確かに砂糖などの糖質は虫歯などの菌のエサ(餌)になり虫歯の原因に関係はしていますが、歯への影響よりも体の影響の方が明らかに大きいので解説したいと思います。

「治らない患者さん」の多くに共通するのが「糖質の過剰摂取」なのです。

もちろん白砂糖以外にも精製物はありますが、そのほとんどは「白い粉状」になっているものです。

砂糖の原料は?

お砂糖の主な原材料は次の三種類に分類されます。
①サトウキビ
②ビート
③サトウモロコシ
これは意外と皆さん知ってそうで知られていないのはお砂糖と言うものは人工的に作られたものなのです。
ここではお砂糖の精製され方は長くなってしまうので割愛させていただき、お砂糖が何でこんなにも人間を狂わせ、体を壊しおかしくさせるのかという事を書かさせて頂きます。

白砂糖を摂取すると、脳の神経伝達物質ドーパミンが大量に分泌されて快感や多幸感が得られます。

ドーパミンが増えすぎるとどうなるのでしょうか?

① 感情の起伏が激しくなり、
怒り、憎しみ、恐怖感などの
ネガティヴな感情が沸き上がってきます。
⓶ 優しさや思いやりなどが減りどんどん自分勝手な行動が増えます。

またドーパミンの過剰な分泌は統合失調症を引き起こすという見解もあります。
近頃非常に多くなってきているうつ病やパニック障害なども糖質が原因と言われており、当院においてもそれらの症状を持つ患者さんには徹底した食事指導により約2ヶ月から3ヶ月でそれらの症状が消失してしまう結果も得られております。

イギリスのジョン・ワトキンス博士は
「この世から白砂糖をなくしたら精神病はすべてなくなる」
と断言しています。

白砂糖の効力が切れると気持ちが不安定になり、さらに白砂糖が欲しくなるという悪循環に陥ります。

白砂糖は、人間の身も心も蝕む恐ろしい食品です。
白砂糖を摂りすぎると、体内のカルシウムは失われていきます。
白砂糖は精製過程でビタミンやミネラルなどの微量栄養素を失った酸性食品だからです。

人間の体は、基本的に弱アルカリ性です。
そのため、酸性食品が大量に体内に入ると、中和するために体内のミネラル分が使われます。

この時、最も多く消費されるのがカルシウムなのです。

白砂糖は、カルシウムがほとんど含まれていないので、必要なカルシウムは体内の骨や歯を溶かして供給されます。
これが甘いものを摂ると虫歯になったり骨が弱くなる理由です。

白砂糖には、ビタミンやミネラルは全く含まれていません。

糖類は、体内で分解される時にビタミンB1が必要となり、そのため、ビタミンBの摂取量が少ないと欠乏症を起こし、

鬱、疲労、眩暈、貧血、頭痛、浮腫、湿疹、脂肪肝、心疾患、呼吸器病、記憶障害

といった様々な症状を招いてしまいます。

白砂糖は、血中に取り込まれるのがとても速く、血糖値が急激に上昇します。

そのため、インスリンが大量に分泌され、低血糖を引き起こしやすくなります。

低血糖が続くと、今度は血糖値を上昇させようとして、アドレナリンが放出されます。

アドレナリンは神経伝達物質の一つで、興奮した時に大量に血液中に放出されるホルモンです。

アドレナリンが出すぎると、思考力が減退し、集中力がなくなり、短気でキレやすくなります。

白砂糖の主成分であるショ糖は、悪玉菌の直接の餌です。

ショ糖は、果糖とブドウ糖がくっついてできたものです。

果糖やブドウ糖は、単独ではすぐれた栄養素なのですが、この二つの分子がくっつくとたちまち悪玉になってしまい、胃酸や消化酵素が働きかけてもなかなか切り離す事ができません。

腸の胃中でも切り離すのに時間がかかり、消化不良になってしまう事が多いです。

そのため、炭水化物分解酵素のマルターゼやアミラーゼを大量に浪費してしまいます。
この消化されずに体内に残ったショ糖は、胃でも小腸でも大腸でも、真菌や悪玉菌やウイルスなどの
大好物の栄養素となってしまいます。

結果的に悪玉菌が増えると、全身の自衛組織である白血球が悪玉菌を退治しにかかります。

しかし、悪玉菌を殺した後の白血球の死骸からは、活性酸素が生み出されてしまいます。

そして、その活性酸素で臓器が損傷を受け、様々な病気を引き起こす原因となるのです。

特に癌などが代表的な病気の1つと考えられます。
逆に言えば癌になっても糖質を制限してあげると消失すると言っても良いでしょう。

白砂糖が体に悪いという事が世界中で大きな話題になっているにも拘らず白砂糖で病気を作り薬が売れるので大きな利権が絡んでおります。

それが故に利益を得ている関係者からの圧力によりこの事実は日本では報道されず国民に知られていません!

甘いものを摂取するとまた炭水化物、ご飯などを摂取することにより血糖が急激に増えると、脳の中でセロトニンという快楽物質が合成されます。

甘いものを食べると脳はリラックスしてα波状態になり、脳下垂体からβ-エンドルフィンという神経伝達物質が放出され、強い鎮痛作用と多幸感をもたらすと考えられています。

一方で思考力や判断力を司る重要なホルモンの分泌にも狂いが生じます。

東洋医学の世界では、白砂糖は陰性食品に分類されますが、黒砂糖は陽性食品に分類されます。

沖縄県には
「黒砂糖は命を延ばすが、白砂糖は命を縮める」
という古くからの言い伝えがあります。

500年以上もの間、黒砂糖をお茶受けにしてきた沖縄、奄美、種子島、屋久島には長寿者が多いです。

白砂糖の害

ミネラルの吸収阻害を起こす。
免疫力を低下させる。
組織の弾力を損なう。
視力を弱める。
低血糖症を引き起こす。
早老を引き起こす。
虫歯を引き起こす。
肥満の原因になる。
歯周病を導く。
関節炎を引き起こす。
喘息を引き起こす。
多発性硬化症を引き起こす。
静脈瘤を引き起こす。
骨粗鬆症の一因となる。
インスリン感受性を低下させる。
成長ホルモンを減少させる。
収縮期の血圧を上昇させる。
眠気をもたらす。
やる気をなくさせる。
食物アレルギーを引き起こす。
糖尿病の一因となる。
子供の湿疹の一因となる。
心血管疾患を引き起こす。
白内障を引き起こす。
アテローム性動脈硬化症を引き起こす。
脂肪肝を作る。
頭痛を引き起こす。
学習障害を引き起こす。
心の落ち込みを引き起こす。
消化不良の原因となる。
アルツハイマー病の一因となる。
目眩を導く。
癌を発症させる。
妊婦の早産の危険性が倍になる。
月経前症候群を悪化させる。
副腎の機能低下を引き起こす。

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